MIDACOによる
IFLAGメッセージ一覧
MIDACOは、IFLAGと呼ばれる情報フラグ値を介して、特定の警告とエラーのメッセージを返します。警告の場合、IFLAG値が画面に表示されますが、MIDACOは引き続き最適化を実行します。エラーの場合、MIDACOは直ちに停止し、IFLAG値を画面に表示します。通常の(警告やエラーがない)場合は、MIDACOは解と共に、停止基準および実行可能性を示す最終的なIFLAGメッセージを提供します。以下にMIDACOによるIFLAGメッセージの一覧を示します。
| IFLAG | 最終解メッセージ | 
| 1 | 実行可能解、MIDACOはMAXEVALまたはMAXTIMEにより終了 | 
| 2 | 実行不可能解、MIDACOはMAXEVALまたはMAXTIMEにより終了 | 
| 3 | 実行可能解、MIDACOはALGOSTOPにより自動終了 | 
| 4 | 実行不可能解、MIDACOはALGOSTOPにより自動終了 | 
| 5 | 実行可能解、MIDACOはEVALSTOPにより自動終了 | 
| 6 | 実行不可能解、MIDACOはEVALSTOPにより自動終了 | 
| 7 | 実行可能解、MIDACOはFSTOPにより自動終了 | 
| IFLAG | 警告メッセージ | 
| 51 | X(i) が +/- 1016よりも大きい/小さい(極端な値は避けること) | 
| 52 | XL(i) が +/- 1016よりも大きい/小さい(極端な値は避けること) | 
| 53 | XU(i) が +/- 1016よりも大きい/小さい(極端な値は避けること) | 
| 71 | XL(i) = XU(i)(変数が固定されている) | 
| 81 | F(1) の開始点 X が非数 NaN 値である | 
| 82 | G(X) の開始点 X が非数 NaN 値である | 
| 91 | FSTOP が +/- 1016よりも大きい/小さい | 
| 92 | ORACLE が +/- 1016よりも大きい/小さい | 
| IFLAG | エラーメッセージ | 
| 100 | P <= 0 または P > 1099 である | 
| 101 | O <= 0 または O > 1099 である | 
| 102 | N <= 0 または N > 1099 である | 
| 103 | NI < 0 である | 
| 104 | NI > N である | 
| 105 | M < 0 または M > 1.0e+99 である | 
| 106 | ME < 0 である | 
| 107 | ME > M である | 
| 201 | X(i) が NaN 値をもつ | 
| 202 | XL(i) が NaN 値をもつ | 
| 203 | XU(i) が NaN 値をもつ | 
| 204 | X(i) < XL(i) である | 
| 205 | X(i) > XU(i) である | 
| 206 | XL(i) > XU(i) である | 
| 注意: PARAM(i) の配列インデックスは、ゼロではなく1で始まります | |
| 301 | PARAM(1) < 0 または PARAM(1) > 1099 であるまります | 
| 302 | PARAM(2) < 0 または PARAM(2) > 1099 である | 
| 303 | PARAM(3) が +/- 1099 よりも大きい/小さい | 
| 304 | PARAM(4) < 0 または PARAM(4) > 10 99 である | 
| 305 | PARAM(5) が +/- 1099 よりも大きい/小さい | 
| 306 | PARAM(6) が離散値ではない、または PARAM(6) > 1099 である | 
| 307 | PARAM(7) < 0 または PARAM(7) > 1099 である | 
| 308 | PARAM(8) < 0 または PARAM(8) > 100 である | 
| 309 | PARAM(7) < PARAM(8)である | 
| 310 | PARAM(7) > 0 だが PARAM(8) = 0 (ANTS と KERNEL は一緒に利用すること ) | 
| 311 | PARAM(8) > 0 だが PARAM(7) = 0 (ANTS と KERNEL は一緒に利用すること ) | 
| 312 | PARAM(9) gPARAM(9) が +/- 1099 よりも大きい/小さい | 
| 321 | PARAM(10) >= 1099 である | 
| 322 | PARAM(10) が離散値ではない | 
| 331 | PARAM(11) < 0 または > 0.5 である | 
| 344 | PF配列のサイズを大きくせよ LPF が小さすぎる。 LPF のサイズは少なくとも (O+M+N)*PARETOMAX + 1 、デフォルトでは PARETOMAX=1000。 PARAM(10)も参照 | 
| 347 | PARAM(5) > 0 だが PARAM(5) < 1 である | 
| 348 | PARAM(5):オプション追加の EVALSTOP 精度 > 0.5 である | 
| 350 | PARAM(12) > 1 または PARAM(12) < -1 だが離散値ではない | 
| 351 | PARAM(13) < 0 または PARAM(13) > 3 である | 
| 352 | PARAM(13) が離散値ではない | 
| 399 | PARAM(i) が NaN値を持つ | 
| 401 | ISTOP < 0 または ISTOP > 1 である | 
| 402 | 開始点が all-different 条件を満たしていない | 
| 501 | RW 配列のサイズを大きくせよ 倍精度ワークスペースのサイズ LRW が小さすぎる。 RW 配列のサイズを大きくする。 RW は以下のサイズ以上。 LRW = 120N+20M+20O+20P+P(M+2O)+O*O+5000 | 
| 502 | LRW 内部チェックエラー(サポートにご連絡ください) | 
| 601 | IW 配列のサイズを大きくせよ 整数ワークスペースのサイズ LIW が小さすぎる。 IW配列 のサイズは少なくともLIW >= 3*N+P+1000。 | 
| 602 | LIW 内部チェックエラー(サポートにご連絡ください) | 
| 701 | 入力チェックなし! MIDACO は最初に IFLAG = 0 の呼び出し必須 | 
| 881 | X の整数部分が連続した(非離散的な)値を含む | 
| 882 | XL の整数部分が連続した(非離散的な)値を含む | 
| 883 | XU の整数部分が連続した(非離散的な)値を含む | 
| 900 | ライセンスキーが誤っているか破損している | 
| 999 | N > 4 である。無料版は変数4つまで。 | 
※負の IFLAG 値はMIDACOの内部通信にのみ使用されます。
